秋元妙美さんトークショー &体験ボッチャサロン」に参加しました!
2012年ロンドンパラリンピックで、ボッチャ日本代表として活躍した元日本代表選手・秋元妙美さんのトークショーが2016年10月29日、かがやきプラザで開催されました。
ボッチャは重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考えられた競技で、パラリンピックの正式種目です。2016年8月リオパラリンピック、日本はこの競技で銀メダルを獲得しました。
ボッチャはまず白いボールを投げ、その白いボールに向けて赤・青のボールを投げて距離の近さを競います。競技者本人がボールを投げたり蹴ったり、介助者に指示を出して補助具を使ったりすることができます。ただし介助者は試合中コート内を見ることができません。「自分がどういうプレイをしたいのか」自分の考えを正確に介助者に伝えることが必要です。
ボッチャに出会い、パラリンピックを目指して13年間。秋元さんは自分の想いを伝えることはボッチャだけでなく、自立生活を送るうえでも大切なことと考えています。
講演の後は、ボランティアグループ「おもちよ」の協力を得て、ボッチャ体験。会場に集まった人たちが赤チーム、青チームにわかれ実際にボッチャを楽しみます。ボールを投げたり転がしたり……でも狙い通りに止まらない!コントロールが難しくボールを持つ手に力が入ります。ゲームの行方に注目が集まる中、審判は特殊な器具で判定します。勝敗は赤、青どちらに?!
どなたにもお楽しみいただけるユニバーサルスポーツ・ボッチャ。あなたもボッチャサロンに参加してみませんか?
<おもちよ>
千代田区在住、在勤の方々で結成された「おもてなしの心」を持ったボランティア活動を行うボランティアグループです。(文/写真:石田 恵子)
ボランティア記者:石田 恵子さんのプロフィール
ウォーキングが好き。神社をめぐって御朱印を集めています。
*ボランティア記者レポートは、ボランティアが活動の現場を取材し作成した記事です。