趣味をいかした地域でのボランティア活動～地域という新たな舞台でシニア男性が挑戦！～

◆そばちよ会発足
昨年５月、区内在住のシニア男性を対象に始まった「男のそば打ち講座」。“そば打ち時々ボランティア”をコンセプトに、趣味としてそば打ちを学びながら、社会貢献活動にもつなげようという取り組みです。月１回の練習を重ねながら、『そばちよ会』というグループも立ち上がりました！
現在、５０代から８０代までの１４名が活動されています。みなさん最初は緊張されていたようですが、自然と交流も深まりすっかり息の合ったグループになりました。

◆ご家族向け試食会
９月、メンバーのご家族を招待して試食会を行いました。奥さんや娘さんが見守るなか、ちょっぴり照れながらのそば打ちとなりましたが、いつもとは違うご主人、お父さんの姿に新鮮さを感じられたご家族も多かったようです。試食では、容赦なく「ちょっと硬いわね～」と言った厳しい感想もありましたが、愛のこもった的確なアドバイスに、メンバーの方も熱心に耳を傾けていました。

◆地域デビュー
１２月７日（土）、初めて地域の方に手打ちそばをふるまいました。三崎町ふれあいサロンに集まってくださったご近所の方を前に、一から作業を行いました。みなさん、“そば粉、つなぎ粉、水”これだけで本当にそばができるの？と興味津々。メンバーは説明をまじえながらのパフォーマンスで、トークもそば打ちも絶好調！区民同士ということで、話も盛り上がり、笑い声が絶えませんでした。
試食を終えた参加者からは、「美味しかったわ」「ゼロから作るところを見ていたので格別よ」「またサロンでふるまってほしい」といった感想をいただきました。普段の練習とは違い、誰かのために打つ達成感がメンバーの表情に見えました。ボランティア活動としてのスタートをきったばかりの『そばちよ会』、今後の活躍に乞うご期待です！

情報誌「Volunteer」2014年2月号(2014年1月25日発行)
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介護保険サポーター・ポイント制度　特集　より

• 2_2_介護保険SP_そばちよの会(pdf)