2006年4月25日
『子どもと大学生の支えあい』(情報マガジン Vol.258 2006年5月号より)
3年前、区内小学校のPTAからのご相談で、校庭開放時の子どもたちの遊び相手や見守りをしてくれるボランティアのコーディネートをしました。
ボランティアセンターでは、区内の大学へボランティア募集のチラシを送り、集った学生たちでボランティアグループを結成しました。その名も「ハッピーグラウンド」。学生たちはPTAの方たちと相談をしながら、子どもたちとの遊びの内容やグループの運営方法について話し合いをしながら活動をすすめてきました。
設立の時からかかわっていた学生も3月に卒業。ある学生が卒業を前に1冊の本を持ってきてくれました。その本には、校庭開放で活動してきた学生ボランティアについての考察が掲載されていました。子どもの居場所は学生にとっても大切な居場所になったといいます。子どもの遊び相手をしていた学生が、いつのまにか学生にとっての多世代交流になっていたのだと。
私もそこまで考えて学生のコーディネートをしてきたわけではありませんでした。本を読んで気付かされました。ボランティア活動には、一言では言いつくせない沢山の魅力が詰まっているとあらためて感じました。(うめざわ)◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
Vol.258 2006年5月号(2006/4/25発行)より☆情報マガジンは区内の情報ステーションで入手できます。
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