ボラ活のススメ
最近○○活という言葉が流行していますね。
婚活・妊活・終活…流行とは云え、それぞれにはおそらく大事な意味合いが含まれているからこそ活動を実践しましょう!ということなのかもしれません。そこで、わたしはボランティア活動を略して「ボラ活」と名付けてみました。
学業や仕事或いは子育てとボランティアの両立は意外と難しいです。私も音楽演奏ボランティアをさせて頂いていて痛感します。仕事が忙しい中でどう練習や、レッスン時間を見つけるか、どう盛り上げるか、選曲は何にすれば喜んでもらえるかなど考えます。
失敗談も実はあります。時間の無さに追われて、十分な練習時間が無かったことに加えてメンテナンスを怠ったことで、ちゃんとした演奏が出来なかった。ものすごく反省しました。
そこで感じたのが、どこかで楽しいと感じてやるかやらないかで、大分違ってくるということです。
ボランティアに関心を持つ方の割合はそんなに少なくはないんです。実際にやってみたいのだけどチャンスがなくて…とか、ボランティアするための実力が伴わない、時間が無い、めんどくさいなどの声をたびたび耳にします。そして究極が、
ボランティアは趣味と何が違うの?という質問を時々耳にしますが、
私は、どちらも楽しくなければ、やっていてもつまらない。 楽しいからこそやる。
趣味でもボランティアでも自分の成長にもつながるとも思います。
ただ前者はどちらかというと自己完結型だと思います。自分が楽しければ満足。ストレス解消!(←とっても大事です)自分がイキイキしてリフレッシュするための大事なアクティビティ。
一方ボランティアは、自分もイキイキするのだけど、実は相手にも喜んでいただけることが多いです。かつ自分の成長に大きくつながっています。知り合いや友人も出来、視野も大きく広がります。そして、活動に関わるすべて人に喜びや楽しさをもたらす、すばらしいアクティビティだと個人的には思います。
上記に挙げたボランティアに踏み出す前の一歩を妨げる要因(難しく聞こえてしまいますね)は、おそらく活動の中でボランティアって特別な人がやるもの・楽しくない・つまらない・めんどくさいと思ってやることではないかと思っています。そう感じていると自分にとっても、相手にとっても同じだと思います。活動でも仕事でも趣味でも楽しみを見つけると大きく変わってきます。イキイキしてくる、やる気が湧いてくる、楽しいと笑顔にあふれます。私が演奏ボランティアで失敗したとき、このことを実は忘れていたような気がします。
ボランティアセンターでは沢山のボランティア活動先を皆様にご提供できる情報を発信・コーディネートしています。
特に、千代田区内でできる東日本大震災復興関連の支援活動である、「まもりたいぞう」の作製ボランティアは随時募集しています。
毎週金曜日10時から15時の間で、タオルのぞうを作って、出来上がり作品を区内連携先企業や福祉まつりなどで販売し売上を
区内に避難されている方へご寄付という形で支援を行っています。
金曜日の10時から15時といっても、いついらしても構いませんし、途中で退席することも可能です。
お茶を飲みながら、お話しをしなかがら、手芸をしてボランティアという楽しい活動をちよだボランティアセンターでは行っています。
手芸が得意な方でもそうでない方でもお気軽に活動できるメニューになっています。
とくに、製作に携わっている学生ボランティアさんも最初はお裁縫は苦手・・・上手に作れないということがありました。
でも、今では講師にお願いするほど上達されて協力してくださっています。
現在、完成したぞうさんの在庫が少なくなってきています。またタオルはご寄付で頂戴したものを使用して製作しています。
こちらも製作用タオルの消費が激しく、少なくなってきています。タオルは無地で柄のついていないもので薄手でないものであれば結構ですのでボランティア活動ともにタオルのご寄付も常時受け付けております。
本業との両立は大変!ですが、日常のちょこっとした時間でできる「ボラ活」、皆様もはじめてみませんか?
(かわむら)