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2013年8月24日

楽しみながら、しっかり学ぶ防災訓練 ~イザ!カエルキャラバン!の合同研修に参加して~

内容

7月5日(金)19時から、アーツ千代田3331で、NPO法人プラス・アーツの主催で、親子で楽しめる活動訓練の合同研修が行われました。日本全国から集まった約50名の参加者が、数十種類もの子どもの防災活動訓練についての話を聞き、いくつかの訓練を体験しました。

写真は、災害時に役立つグッズを学ぶ「持ち出し品なぁに?クイズ」です。これは、阪神・淡路大震災後の被災者へのアンケート調査により、持ち出しが必要と多くの方が回答したグッズなど12品目を、参加の子ども達に予め1分間見せて記憶してもらった後、それを伏せて、思い出して回答してもらうものです。場合によっては保護者も参加します。正解の数に応じて、地域通貨(カエルポイント)を、子どもにあげるというものです。子どもたちは、この通貨を集めて最後に、おもちゃの購入にあてます。(防災活動訓練に参加して、おもちゃに「カエル」ことになります。)
小さな子どもは、災害時要援護者として扱われてきましたが、これからは、子ども達にも、防災についての知識を身につけて、災害発生時には、助ける側になってもらう時代になりました。本年は、関東大震災発生90周年ということで、都内でも9月に墨田区や港区で、子どもの防災活動訓練が行われます。「三つ子の魂百まで」とよく言われますが、小さいときに地震等の災害のことを知り、親子が一体となり、その対策の訓練をしておくことは大事なことと考えます。
(ボランティア記者 旭 勝臣)

(追記)写真は、7月21日(日)江東区木場公園で行われた、東京都公園協会主催による「わんぱく防災フェスタ」の「イザ!カエルキャラバン!」におけるものです。

◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
Vol.346 2013年9月号(2013/8/25発行)より

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持ち出し品なぁに?クイズ(於 江東区木場公園)