東北は元気です

お盆に東北に旅行をしてきました。今年は宮城や岩手に仕事やプライベートでも訪れましたが、今回訪れたのは山形県は置賜地方。今まで全国津々浦々を旅してきましたが、本州で訪れたことがなかった地域の一つが山形県です。自然が豊かで、山の幸や海の幸も味わえる素敵な場所でした。宿泊したのは南陽市にある赤湯温泉。７月に集中豪雨により、市内を流れる川が氾濫し水害があった街です。私が訪れた時には現地の災害ボランティアセンターは既に閉所となり、街は平穏な状態でした。旅館の宿泊者も多くいたと思います。
それから米沢を抜け、福島の猪苗代でも一泊しました。数年前にも訪れた場所ですが、観光地で有名な五色沼は以前にも増して美しさが際立っているように感じ、夜は猪苗代湖畔の花火と宿泊先のペンションの庭でホタルを見ました。ちょうどペルセウス流星群がピークの時に満天の星空を眺めることができたり、２泊３日の旅で東北の夏を感じることができました。

旅行の最終日は会津若松に行き、鶴ヶ城と飯盛山を訪れました。大河ドラマの影響もあり、多くの観光客が訪れていました。どこへ行ってもどこの観光地と同じように観光客で溢れていても、やはり3.11以降は観光客が減ってしまったと地元の方は口にされていました。
来月で震災から2年半が経ち、徐々にではありますが東北に活気が戻っている気がします。そこには地元の方が一丸となって地元を盛り立てていこうという気概が感じられます。心が温かい人が多く、訪れるとほっこりします。ＣＭでもやっていますが、「行くぜ！→来たぜ！東北！」。冬は寒くなる東北ですが、皆さんも東北の方々温かい心に触れてみてください。（おがわ）