『いくつになっても青春の夏』(情報マガジン Vol.332 2012年7月号より)
雨ですっきりしない天気が続く季節ですね。なんともいえない倦怠感が漂いますが、そのぶん貴重な太陽の日差しが嬉しく感じられ、今年の夏をどんなふうにすごそうか、晴れの日はちょっとうきうきした気持ちになります。
そろそろ学生にとってはお楽しみ、親世代としては恐怖(?)の夏休みがやってきますね。私の小さな頃の夏と言えばかなり元気で、よく近所の男の子たちと秘密基地を探そう!と勢いよく自転車に飛び乗り、町中を半分迷子になりながら暗くなるまで駆け回っていた記憶があります。何に使うのかルーペやメジャーを持って得意げに空き地をさまよったり(最終的に目的を忘れてかくれんぼになる)、時には間違えて人の家に入り怒られたり、変な虫を発見して素手で捕まえたりと毎日が大冒険でした。また、中学・高校では部活で友だちと汗を流し、帰りにファーストフード店であれが好きだこれがイヤだと生意気に夢を語り、今思うと毎年とても充実した夏だったと思います。
恐れるものは何も無くがむしゃらなあの頃。たくさん間違えつつもその時のまっすぐな気持ちが今の私を作ってくれたと思うと、今その青春真っ只中にいる学生にもいろんなことに挑戦して、少しでも何かを変える、学ぶ夏にして欲しいと思います。
最近、窓口に「ボランティアをしたい」と相談に来ていただいた方の話を聞いていると、新しいことを始める不安がありながらも、驚くほど目がキラキラと輝いています。いくつになってもその方が一生懸命ならば、学生に限らずその時を「青春」と呼べるのではないでしょうか?
さて、私もこの職場に来て間もないまだまだ半人前。新しい環境に飛び込んで大冒険している皆さま。良くも悪くも若い今を楽しめますように、一緒に頑張りましょう!(さかた/ボラセンジャーブラック/May 28, 2012)◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
Vol.332 2012年7月号(2012/6/25発行)より☆情報マガジンは区内の情報ステーションで入手できます。
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