敬老の日によせて
ボラセンジャーグリーンです。
9月21日は「敬老の日」、
少し前までは「としよりの日」、後に「老人の日」といっていて、9月15日でした。
この日を中心に、各地で敬老会が開催され、笑顔の高齢者の方々が集われることでしょう。小学低学年の頃、夏休みが終わり二週間ほどたった朝礼での校長先生のお話の時、
「明日はおとしよりの日です、どういう日か知っている人?」と聞かれました。
全校児童は700人ほどいましたが、誰も手を挙げません。
前日、母親から「おとしよりの日」の意味を教わっていた私は、ドキドキしながら手を挙げ、
校長先生に指されると「おじいちゃんやおばあちゃんを大切にする日です」
と答え、校長先生から褒められたことを昨日のように思い出します。
当時、私の祖父母はすでに亡くなっておりました。
おじいちゃん、おばあちゃんがいる友だちから、お小遣いやお誕生日プレゼントを
もらう話などを聞いて羨ましく思っていたものでした。昔ばなしは「昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました・・・」
と始まるのが定型句です。
昔は、あるところにしかおじいさんおばあさんはいなかったのです。
今日では、いたる所におじいさんとおばあさんがいます。
いや、そういう私も団塊の世代から、おじいちゃんの仲間のアラ還の世代・・・
「「としよりの日」から「老人の日」そして「敬老の日」と呼び名は変わっても中身がねぇー。
「敬老の日だけ、高齢者を大切にして、あとの364日はどうするのー?」
と突っ込みを入れたくなるのをグッと我慢して、高齢者を大切にしつつ、自分も愛される
高齢者になろうと日々、精進してまいります。「敬老の日」とかけて 太平洋戦争の時の日本各地への空襲と解く
その心は 今日(京・京都)だけ大切にしても何もなりません
ボラセンジャーグリーンでした。