お菓子で社会貢献
2月のバレンタインデーが終わり、今週末はホワイトデーですね。
バレンタインのチョコレート、若い頃はドキドキしながらお店に探しに行ったこともありましたが、もう中学生の子どもがいる年齢ぐらいになると夫へのプレゼントは「愛の告白」ではなく、「感謝デー」。夫が喜んでくれそうなチョコレート早いうちに買いに行って準備をするというのが毎年の恒例行事となっています。
それに加えて、ここ数年加わってきたのが娘の「友チョコ作り」のお手伝いです。
「友チョコ」っていつから流行り出したのかな?と、ちょっとインターネットで調べてみたところ、10年ぐらい前から徐々に始まり、ここ5年ぐらいで定着してきたようです。確かに我が家の娘も5年ぐらい前から友チョコ交換をしています。今年は2月13日にチョコボールクッキーを大量に焼き(オーブン6回転しました)、粉糖で雪のようなデコレーションをしたものを作りました。で、翌日14日に大雪が降ったのはご愛嬌(笑)。ところで、以前は女性から男性にチョコレートを渡すバレンタインデー、そのお返しのホワイトデーが一般的でしたが、最近では友チョコに限らず、スタンダード(?)な義理チョコに加え、逆チョコ、自分チョコなど、多様化と言えば聞こえは良いですが、何でもありの状態になっていますね。そう言えば聞いた話ですが、今年は手作りバレンタインのコーナーに1月中から男性が多く訪れたらしいです。お返しのホワイトデーにお菓子を手作りする際、バレンタイン後だとあまり良い材料が売っていないので、早めに確保するのが目的とのこと。最近の男子は、女子より女子力高いかも(苦笑)。
そんな今どきのバレンタインデー&ホワイトデー、今年はちょっと家族で考える機会を作ってみました。それが写真のチョコレートです。
このチョコレート、普段コンビニやスーパーで売っている板チョコに比べて価格が高い。それってどういうこと?
このチョコレートは「フェアトレードチョコレート」。
「フェアトレード」とは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動(Wikipediaより)です。また、フェアトレードは児童労働がないことを目指しています。友チョコ交換用の材料の一つとしてこれを選んだのは、娘に自分の周りだけでなく、これをきっかけにもっと様々な方面に視野を広げて欲しいなと思ったからです。
今回はきっかけとしてチョコレートを選びましたが、チョコレートだけでなく様々なフェアトレード商品があります。自分の気に入ったフェアトレード商品を購入することは、身近でできる国際協力。無理なく続けられる社会貢献の1つです。
お店でフェアトレードの商品を見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。ちょっと幸せな気持ちになれるお買い物ができますよ♪(かわばた)