『マイ箸ノスヽメ』(情報マガジン Vol.267 2007年2月号より)
今月、デトロイトで行われた北米国際自動車ショーにおいて一際注目を浴びたのは、日本の車だったそうです。大型の車をウリにしていた米国の車と異なり、環境に配慮した低燃費がウリの日本車は今、世界中で注目を浴びています。
また、このような自動車業界の取り組みを始め、日本の企業や自治体などにおける環境保全に対する取り組みには、世界中から多くの注目が寄せられています。
しかし、企業や自治体が様々な活動を行ったとしても、世界中で進行する環境破壊を食い止めることは困難なことです。この取り組みにおいてまず必要なのは、地球に住む一人ひとりが環境保護に対する意識を持つことだと思います。
現在、ちよだボランティアセンターではマイ箸袋を販売しております。
日本で使われている割り箸の多くは、立木を伐採して作られた中国からの輸入品です。そのため中国では深刻な森林破壊が問題となっています。
間伐材から作られた割り箸はコストが高く、ほとんど市場に出回らない現状があるため、マイ箸を使用することは地球全体からみた森林の保護につながります。
環境対策が注目を浴びる今、国民一人ひとりが環境に配慮した生活を送り、自然とともに生きていくことが出来た時、初めて日本は環境大国と呼ばれるのではないでしょうか。また、この得意分野を活かし、環境大国として地球に貢献していくことが、これからの日本の発展と存続にもつながるのだと思います。(のざわ/January 15 , 2007)◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
Vol.267 2007年2月号(2007/1/25発行)より☆情報マガジンは区内の情報ステーションで入手できます。
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