あなたの「はあと」が地域のチカラに変わる!
2013年1月16日

あなたはあと何回、親に会えますか?

内容

 ある日地下鉄の車内で、こんなキャッチコピーが目に留まりました。

「あなたはあと何回、親に会えますか?」

 それはある週刊誌の特集記事のタイトルでした。親の死に備えて、今からできることを考えておこうという内容の記事です。

 私の両親は幸い健在ですが、共に70を超えています。私は大学卒業後、実家を離れて一人暮らしを始めました。そのまま結婚して家庭を持ち、現在も両親とは離れて暮らしています。正月やお盆など年に3回程度両親に会いに行きますが、「年をとったなぁ。」と感じることが時々あります。

 日本人の平均寿命は男性79歳、女性86歳だそうです。父はあと約10年、母は約15年でその年齢に達します。年に3回会うと考えると、単純に父とはあと約30回、母とはあと約45回顔を合わせる計算になります。

 子どものころは毎日当たり前のように顔を合わせていた両親。反抗期には顔も見たくないと思うこともありましたが、そのように考えると残りの1回1回を大切にしなければと思います。

  また、最近大学生の長女が一人暮らしがしたいと言い始めました。急ぐことはありません。子どもと一緒にいられる時間もまた有限です。

 私はあと何回、娘と顔を合わせることができるのでしょう。

 ひとつのキャッチコピーから、ふと親子のコミュニケーションについて考えるきっかけができました。

 もうすぐ母が誕生日を迎えます。毎年プレゼントを贈っているのですが、今年は時間を作って顔を見せに行こうかなと考えています。

ちよだボランティアセンター カタクラ

2008/11/14 16:45

カテゴリー

<分野>