読書でサブレ
4月23日から5月12日は「こどもの読書週間」です。「こどもの読書週間」はこどもたちにもっと本を、こどもたちにもっと本を読む場所をとの願いから、1959年(昭和34年)に誕生したのだそうです。
私は小さなころから読書が大好きで、大学は日本文学を専攻したほどです。好きな小説や作家の話をするとこのスペースでは書ききれなくなるのでやめますが、本の素晴らしさは知識や情報を得るだけではなく、自分が経験できない多くのことを頭の中で経験させてもらえるところにあると思います。
恋愛や友情、成功や失敗、挫折や葛藤…
ボランティア活動の一つに読み聞かせというものがあります。図書館や保育園、子育てサロンなどでボランティアが本の読み聞かせをする活動です。読み聞かせを聴いている時のこどもたちの表情が私はとても好きです。キラキラした目、「次は次は」と身を乗り出して興味津々の顔。楽しい話に笑い、悲しい話に涙する感情豊かなこどもたち。
最近では高齢者に向けた読み聞かせや朗読会も流行っていると聞きます。おなかから声を出して読むことは健康にもよさそうですし、間のとり方や相手にうまく伝わるように表現の仕方や声の出し方に工夫したりと頭も使うようです。朗読や読み聞かせのイベントも開催されており、そのためのボランティアグループも活発化していると聞きます。
我が家の話ですが、私は自分のこどもたちの誕生日や記念日に、その年に流行った作品や自分が読んで気に入った小説をプレゼントしています。こどもたちには不評ですが、お金を出して買ってまで本を読もうとは思わないけれど、プレゼントされたのなら読んでみようと思うようで、読後の感想を聞かせてくれます。
今日、千代田区役所のさくらベーカリーに立ち寄ったら、写真のようなチラシが貼ってあったのを見て、こんな話をしてみました。
カタクラ