体育の日によせて 1964年東京オリンピック大会~2016年へ
昭和レトロ大好きの
ボラセンジャー・グリーンです。10月10日は体育の日。
1964年第18回オリンピック東京大会の開会式の日を記念して制定された祝日です。
最近は、東京オリンピックを知らない方々のほうが多く、あの感動を共有できない
一抹の寂しさを覚えます。
当時、10月10日は晴れの特異日なので開会式の日が決定されたとか・・・
もちろん私は、国立競技場へはいくことができず、
板橋区の中学校に1台だけ設置されていた
「小型カラーテレビ」で先生方と一緒に見たのでした。当日は絵に描いたような快晴、
「オリンピック晴れです」とアナウンサーが実況で叫んでいました。
東京オリンピックマーチにのせて、
整然とした各国の選手団の入場行進と聖火の炎に感動しました。何といっても圧巻は、航空自衛隊ブルーインパルスが、
紺碧の空に飛行機雲で大きく絵描いた「青・黄・黒・緑・赤」五輪のマーク。
国立競技場にいなくても板橋区からも眺めることができました。そして、最終日の閉会式、開会式とはうって変わって、
各国の選手団が入り混じって行進し、
「世界はひとつだ」と実感しました。もう直ぐ2016年第31回オリンピック開催地が決定されようとしています。
いや正確にはオリンピック・パラリンピックの
開催地が決定されようとしています。
あの「みのもんたさん」が招致委員になるとき、大きな受託条件として
「オリンピック・パラリンピック」とすべての表示・呼称とすること
だったそうです。
みのさんの主張が通り、オリンピックと共にパラリンピックが
併行された名称として使われていることはすばらしいことです。
私もみのさん同様に、両大会が予算・ユニホーム・あらゆる評価も
全く同等に扱われ、 そして放送局でも、
「オリンピックの放映権を獲得したら、同じ長さの時間、同じ時間帯に
パラリンピックを放送しなければならい」
くらいの条件規定を設けなければ真の共生(等生化)の世界、
ノーマライゼーションの世の中は到来しないと思います。決定まであと数日 果たして日本が開催地となる決定が下るか?
一生の内、2回も祖国でオリンピック・パラリンピックが見られるなんて
人生冥利に尽きます。オリンピック・パラリンピック招致とかけて
今年入社した新入社員たちと解く
その心は? みんなで聖火(成果)をあげようとがんばっています。