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2007年2月24日

東京マラソン舞台裏

内容

皆さん「ノーマライゼーション」という言葉をご存知ですか。
ノーマライゼーションとは、「障害のある人を排除せず、障害があっても障害のない人と同じように当たり前の生活が送れるような社会こそノーマルな社会である」という考え方です。
私はこの考え方を大学で学んだのですが、今では小学校で教わるそうです。

18日に行われた東京マラソンも、このノーマライゼーションの精神にのっとり、車いす利用者や視覚障害者、知的障害者、移植者の部を設置。
たくさんの障害のあるランナーが参加していました。

一方、ランナーを支えるボランティアにも障害のある方が参加しました。
昨年の12月、当センターに聴覚障害のある方から給水ボランティアに参加したいというお申し込みがありました。
そこで、東京マラソン事務局に手話通訳をつけていただくことは可能か確認したところ、ご本人で手配していただきたいとのことでした。
何とかその方の意志を活かしたいと思った当センターでは、手話サークルに相談することに。
すると、2名の方が快くお引き受けしてくださり、16日のボランティア説明会と18日の当日の2日間にわたってサポートをしてくださりました(当日は雨の中ありがとうございました)。

「ボランティア活動の主体=障害のない人」ではありません。
また、「障害のある人=ボランティア活動の対象」でもありません。
今回、ボランティア活動においてもノーマライゼーションを実現することができたことをとてもうれしく思います。

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