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2007年7月25日

『天国はつくるもの』(情報マガジン Vol.273 2007年8月号より)

内容

先日、「107+1~天国はつくるもの~」というドキュメンタリー映画を観てきました。とても感動したので皆さんにご紹介したいと思います。
この映画をつくったのは、「てんつくマン」こと軌保博光さんです。「てんつくマン」は元お笑い芸人でしたが、芸能界を引退し、現在、様々な活動をされています。出演するのは多くの若者たちです。アフガニスタンの子供たちに長さ1キロのマフラーを届けようと、多くの人たちを巻き込んでいく姿が映し出されていきます。路上でマフラーを編みながら声を掛け、仲間を増やし、いつのまにか全国から手編みのマフラーが届くという大きなプロジェクトに変わっていくのです。そして、全国から届けられたマフラーをアフガニスタンに届けるのですが、ここで大きなトラブルが起きてしまうのです。あることをきっかけにマフラーの奪い合いがはじまり、すべての子どもたちの手元にマフラーが届かなくなってしまったのです。「てんつくマン」は子どもたちからマフラーを返してもらい、あらためて全員の子どもに届けることにするのです。「てんつくマン」が子どもたちにお願いをする姿は本気です。そして、愛のある言葉が伝わってきます。
この映画を観て、社会や地域のために自分ができることは多くあると感じました。小さなことから始めても、多くの人たちが集まれば、大きな力に変わる、そして、仲間がいることの素晴らしさを体感できるのだと思います。ぜひ、私も何か動きたいと思っているところです。(うめざわ/July 17.2007)

◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
 Vol.273 2007年8月号(2007/7/25発行)より

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